マラセチア皮膚炎(脂漏性皮膚炎)の原因と対処法
肌断食や角質培養などをしていると、ごくまれに、皮膚炎を発症することがあります。多いのがマラセチア皮膚炎(脂漏性(しろうせい)皮膚)です。
なので、今回はマラセチア皮膚炎について書きたいと思います。
マラセチア皮膚炎(脂漏性皮膚炎)とは
小鼻やあご先などのうぶげの周りが乾燥して赤くなり、黄色い目ヤニが乾燥したようなものや、白か黄色の樹氷の枝のようなものが付着するようになる皮膚炎です。
マラセチアという酵母菌に感染したために起こる症状です。マラセチアとひと口にいっても、10種類以上あり、皮膚科で検査しても検出できないタイプの方が多いです。
マラセチア皮膚炎になる原因は?
長い間化粧品を使い続けてきたせいで、化粧品の防腐剤によって、皮膚を守っている常在菌のバランスが崩れています。
マラセチアとは皮膚の常在菌のひとつで、皮膚上のバランスが崩れてしまっているせいで、異常繁殖することが原因で起こります。
マラセチア皮膚炎の対処法は?
感染症なので、治りにくい場合は皮膚科を受信することをおすすめします。
皮膚科では恐らく、ステロイドや抗真菌剤を処方してもらえるでしょう。これらのく薬で症状はひとまずおさまります。
ただ、肌が酷く傷んでいる場合は、ステロイドや抗真菌剤をつけるとかえって赤くなってしまうことがあります。
また、化粧品もヘアカラーも、症状を悪化させる原因になります。薬で治療している間はすべてやめましょう。
徐々に症状が落ちついてきたら、薬をやめます。
しかし、どうしても薬がやめられない場合は、常在菌が元気に再生するまで、基礎化粧品の防腐剤がマラセチアを退治するのを期待して、基礎化粧品を使っていたもとのスキンケア法に戻します。毒を以て毒を制す、というやり方です。そして様子を見ながら、基礎化粧品の量を減らしていきます。
まとめ
マラセチア皮膚炎(脂漏性皮膚炎)とは、化粧品の防腐剤のせいで皮膚の常在菌のバランスが崩れ、マラセチアの酵母菌が異常繁殖した結果起こる感染症。肌が赤くなり、白や黄色のものが付着する。なかなか治らない場合は皮膚科へ。
わたしも罹ったことがありますが、マラセチア皮膚炎は見た目も悪いし、チクチク痛痒いので深いな皮膚炎です。
もしなかなか改善しない場合や、酷い症状の時には皮膚科に行った方がいいと思います。
次回はわたしのマラセチア皮膚炎の体験談や、繰りかえすマラセチア皮膚炎の特徴などをお話したいと思います。